子供の事故防止活動を行っている非政府組織 Safe Kids Philippines(SKD)は10月、世界保健機関(WHO)からの援助で「溺水事故防止プログラム」を立ち上げました。このプログラムには他にも比国立大学薬学部の人命救助協会と比保健省が協賛しています。
子供の溺水事故が記録上比較的頻繁に発生しているルソン島ラグナ州ロスバニョスとミンダナオ島イリガン市で行われた調査によると、溺水事故による子供の死亡件数は毎年平均して約2000件。そのうちの3分の1以上(35.6%)が1歳未満~14歳であることがわかりました。毎年平均2000件というデータはフィリピン全国でも2番目に高い数値とされています。
事故の種類別に見ると、洪水時の鉄砲水による被害が10~12%、海事事故による被害が10%を占めているそうです。また、性別で見た場合、男児のほうが女児よりも倍の確率で被害に遭っているようです。
コンスンジSKD会長は14日、記者会見の席上で「過去40年で溺水事故の発生率が横ばい状態になっているのは、事の重大さが充分に認識されていないからだ」と述べています。また同会見でWHOフィリピン代表は「フィリピンの地理的要素と気候が溺水事故のリスクを高めている」と述べました。











