多くのフィリピン人にとって80年代は、 エドサ革命とマイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」の発売を最も印象に残る事として覚えていることでしょう。
「スリラー」はベニグノ「ニノイ」アキノの暗殺事件の1年程前に発売されました。「ビリージーン」や「今夜はビートイット」のリズムに合わせて片手に手袋をはめた少年たちがお昼のバラエティー番組で「ムーンウォーク」をやる姿が多く見られた中で、アキノ氏の暗殺事件そして エドサ革命が起こりました。
2007年、動画配信サイトユーチューブで注目されている動画がありました。セブ島にある厚生施設の入所者1,400人による「スリラー」のダンスです。健康とストレス解消のために施設の職員が考えて取り入れたダンスは、ユーチューブで今日現在まで2,500万人以上に閲覧されています。今日、新しくマイケル・ジャクソンを追悼する動画がアップロードされました。
オリジナルバージョン
追悼バージョン
フィリピンのマイケル・ジャクソンと称されているガリー・バレンシアノ氏は CNN でニュースを知ったと言い、最初は言葉が出なかったそうです。しばらくしてたくさんの知人からコメントを求められ「ある意味で自分の一部が死んだように感じています。彼は私のインスピレーションであり、ここ(フィリピン)で公演を行った時に私が託した手紙を読んでくれたかを今でも考えることがありますが、それは長年私をインスパイアしてくれたお礼として私ができる最低限の事でした」と述べています。マネージャーでもある夫人のアンジェリさんは、バレンシアノさんによるマイケル・ジャクソンのカバーアルバムの制作を検討していると発表しました。
マイケル・ジャクソンは1996年12月、ワールドツアーの一環としてパラニヤケ市で2回の公演を行っています。
クリスマスになると、かつてマイケルが兄弟と結成したグループ「ジャクソン5」が歌う「サンタクロースが街にやってくる」があちこちでかけられますが、今年は少し違った気分で聴くことになるでしょう。












