2月18~28日にかけてカナダのバンクーバーで行われていた冬季五輪に、2人のフィリピン人が出場していたのをご存知ですか?
一人目は、スケートの男子ショートトラックに出場した米国籍のJRセルスキ選手。ポーランドとフィリピンの混血で、スピードスケートは3歳の頃に始めたのだそうです。5ヶ月前に出場した試合で負った怪我が癒えて間もないにも関わらず、1,500メートルは自己ベストで銅メダル、同5,000メートルリレーでは米国チームとして銀メダルを獲得しました。1,000メートルにも出場し、メダルが期待されていましたが、カナダの選手を妨害したとして失格になっています。
19歳のセルスキ選手は、前回のトリノオリンピックでは15歳にわずか17日足りなかったため年齢制限により出場できず、今回が初めての出場だったそうです。2009年にウィーンで開かれた世界選手権では金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得しています。
二人目は、フィギュアスケートのペア部門に出場した米国籍のアマンダ・エヴォラ選手。残念ながらメダルには手が届きませんでしたが、初めてのオリンピック出場で自己ベストを記録しました。
25歳のエヴォラ選手は、純血のフィリピン人として初めて米国代表として冬季五輪に出場した選手なのだそうです。6歳の頃にスケートを始めた彼女は、オリンピックの舞台に立つことが夢だったといいます。
フィリピン代表としては、過去3大会で合計4人が出場しています。1972年の札幌大会ではアルペンスキーで2人、1988年のカルガリー(カナダ)大会ではリュージュで1人、1992年のアルベールビル(フランス)大会ではアルペンスキーで1人が出場しましたが、残念ながらメダルは獲得していません。
最近では南国のフィリピンでもアイススケートが盛んになっていますので、将来はフィリピン代表のフィギュアスケート選手が登場するかもしれません。
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